2024-04

バイオテクノロジー・材料

ハイビスカス葉から作るカーボン量子ドット――「傷に効く」ではなく細胞スクラッチ試験の段階

ハイビスカス葉由来カーボン量子ドットは培養細胞のscratch assayで細胞移動を促し、抗炎症・抗菌活性も示しました。ただし創傷患者や動物で治療効果を実証した研究ではありません。
バイオテクノロジー・材料

アセトシリンゴンは「酸化状態」で大腸菌の遺伝子スイッチになる――Agrobacterium形質転換とは別の話

アセトシリンゴンを電極で酸化すると、大腸菌OxyR系を介して遺伝子発現を制御できました。ただしAgrobacteriumのT-DNA導入効率を高めた研究ではなく、植物形質転換への応用はまだ仮説です。
農業・栽培技術

ウコン葉エキスでヒヨコマメseed priming――発芽94.5%、field yield最大16%増の1品種試験

chickpea PG-186を1% turmeric leaf extractでprimingするとgermination 94.5%、field yieldはcontrolより最大約16%増加。1 cultivar中心の結果で、広域実用化には再現試験が必要です。
植物生理・発生

水没すると葉の形を変えるRorippa aquatica――ethyleneがheterophyllyを動かしblue lightが弱める

Rorippa aquaticaは水没後1時間でtranscriptomeを変え、4–7日で深く裂けた水中葉へ。ethyleneが中心signalで、blue lightはethylene responseをattenuateします。
病害・共生・相互作用

シアノバクテリアをPseudomonasが救う――sucroseを交換するsynthetic co-cultureをmulti-omicsで追う

engineered Synechococcus elongatus+Pseudomonas putida co-cultureで、Pseudomonasが高光・sucrose secretion stress下のcyanobacteriumをrescue。growth rateは条件により最大約80%向上しました。
バイオテクノロジー・材料

キトサン+アロエ+シナモンで抗菌cotton――bioactive coatingと20日soil biodegradation試験

chitosan coatingへaloe vera extractとcinnamon essential oilを加えたcottonは複数microbeを強く抑制し、soil burial 5–20日でbiodegradationも進行。ただしclinical efficacyや完全分解は未実証です。
バイオテクノロジー・材料

湿気を吸って蒸発させながら発電するMac-fabric――0.144 W/m²、tentでスマホ給電まで

Mac-fabricは空気中の湿気を吸収・移動・蒸発させ、1 unitで0.144 W/m²、500 seriesで350 V、300 parallelで33.76 mA。1920 unitsをtentへ統合しスマホ給電を実演しました。
バイオテクノロジー・材料

30 m先の蚊・ミカンキジラミをレーザー迎撃――Photonic Fenceのfield-scale proof-of-concept

Photonic Fenceは30 m先のAedes mosquitoとAsian citrus psyllidを認識・追跡しlaserでintercept。target recoveryを1%未満〜3%へ低下させましたが、season-long crop/IPM効果は未検証です。
生態・進化

60年前の珪藻を“復活”させて分かった温暖化適応――Skeletonema marinoiの最適温度は約1℃上がった

バルト海のSkeletonema marinoiを1960年代・1990年代・2010年代の海底堆積物から復活させると、現代株の最適増殖温度は約1℃上昇していました。自然集団の温暖化適応を直接比較した研究です。
病害・共生・相互作用

アブラナ前作+トウモロコシ混作で落花生の窒素固定が増える――根から出る代謝物がmicrobiomeを動かす

rapeseed前作+maize混作でpeanutのgrowth・nodulation・nitrogen fixationが改善。root exudateがrhizobial/free-living diazotroph communityを変えるmechanismが示されました。