進化

研究

朝は雌、午後は雄――アボカドの「性の時計」を支える遺伝子は4000万年以上生き残っていた

アボカドの花は、最初は雌として開き、翌日には雄として再び開きます。しかもA型とB型ではその時計が逆。2026年PNAS論文が突き止めたSDMYBと、4000万年以上維持されてきた二つの遺伝子型の進化を読み解きます。
研究

虫が付いているだけでは食虫植物ではない――「虫を食べている」を証明したユキノシタ属植物

虫が付いているだけでは、まだ食虫植物とは言えません。捕獲、消化、そして¹⁵N標識したハエの窒素が植物体へ移るところまで、一つずつ証明したユキノシタ属植物の研究を紹介します。
研究

花は昆虫の体のどこに花粉を載せるのか――鏡像の花を作るスーパージーンと重力

南アフリカのWachendorfiaには、雌しべと雄しべの位置が左右反転した2種類の花があります。花はなぜ昆虫の体の異なる場所に花粉を載せるのか。Scienceで報告されたスーパージーン、重力応答、送粉進化の仕組みを解説します。
研究

同じカタバミなのに葉が「緑」と「赤」の2種類あるのは生きるために進化した結果でした。

雑草として知られるカタバミが、都市と自然で異なる葉色を示す理由とは?赤葉と緑葉の違いを通じて、都市環境への進化適応や熱ストレス耐性のメカニズムをわかりやすく解説します。ヒートアイランドへの植物の対応も考察。
研究

植物の辛味成分カプサイシンが動物進化を変えた――ツパイと鳥類の驚くべき適応と応用可能性

カプサイシンは哺乳類を避けさせつつ、鳥類による種子拡散を促す植物戦略。ツパイの遺伝的適応や、家畜飼料への応用研究まで、辛味成分が動物進化と農業に与える影響を解説します。