菌類

食・天然物

キノコにも甘味タンパク質があった――ハニートリュフHT-ACの構造とヒト甘味受容体活性

甘いキノコ「ハニートリュフ」から見つかった新規甘味タンパク質HT-AC。2026年にはヒト甘味受容体T1R2/T1R3の活性化、安全性、NMR・X線結晶構造まで研究が進展しました。最新論文からその分子機構と可能性を解説します。
バイオテクノロジー・材料

麹菌を「肉らしく」改変する――A. oryzaeでhemeとergothioneineを増やしたsynthetic biology

食経験の長い麹菌A. oryzaeにCRISPR toolkitを整備し、ergothioneineとhemeを増加。赤いfungal biomassをpattyへ成形したproof-of-conceptですが、commercial food化には規制・scale-up検証が残ります。
病害・共生・相互作用

植物ホルモンIAAを作る細菌――根の形を変えるplant–microbe communicationの仕組み

細菌も植物ホルモンIAAを合成し、根の形やnutrient uptake、stress responseを変えます。ただし効果は濃度・菌株・植物・環境依存で、IAA産生量だけでは農業利用を評価できません。
病害・共生・相互作用

セクロピアの樹内でアリの巣内細菌叢は成熟する――Azteca colonyの発達段階を追う

セクロピア樹内のAztecaアリ巣では、初期colonyの細菌多様性は低く、成熟に伴って多様でant species-specificなcommunityへ変化しました。機能や共進化はまだ仮説段階です。
生態・進化

フェアリーリングはなぜ輪になる?――菌類と植物の相互作用を数理モデルでほどく

フェアリーリングが輪になる理由を、菌の自己阻害・土壌撥水性・phytostimulantなどを組み込んだ数理モデルから整理します。モデルが示したことと、まだ野外検証が必要な点を分けて解説します。