病害・共生・相互作用

植物生理・発生

「干ばつを経験した耐性トマト」の根圏微生物は、別のトマトの干ばつ後回復を助けるのか

耐性品種か感受性品種か、さらにその植物が水不足を経験したかどうか。4種類の根圏微生物群集を同じ感受性トマトへ移植すると、干ばつ中より再灌水後の回復に違いが現れました。2026年のEnvironmental Microbiome論文を、実験設計と限界まで含めて検証します。
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4つの抵抗性遺伝子は同じものだった―小麦黄さび病Yr26の正体を追う

小麦黄さび病抵抗性のYr26、Yr24、YrCH42、YrG22は、2026年のクローニング研究で同じ分子遺伝子へ統合されました。なぜ一つの遺伝子に複数の名前が付くのか、Yr26の膜タンパク質としての正体、Ca²⁺依存的細胞死、エンマーコムギからパンコムギへの進化史まで解説します。
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線虫感染を葉まで電気で伝える――tomato HY5がlight・GLR3.5・CaM2・JA防御をつなぐ

tomato root-knot nematode attackはGLR3.5-dependent electrical signalを葉へ送り、phyB/HY5・CaM2を介してJA burstを誘導。HY5は根へ戻りGLR3.5発現を高めるsystemic loopを形成します。
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NaD1抗菌ペプチドにchitin-binding domainを足す――タバコで作った融合タンパク質の抗菌・殺虫活性

NaD1へWGA由来chitin-binding domainを融合し、tobacco hairy rootで発現するとantifungal/insecticidal activityが増強しました。non-target安全性や長期持続性は未検証です。
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植物の「抵抗性」とは何か――トウモロコシとハダニから見るantixenosis・antibiosis・耐性

植物の害虫抵抗性は一枚岩ではありません。トウモロコシB73・B75・B96と2種のハダニの行動研究から、antixenosis、antibiosis、toleranceの違いを整理します。
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シアノバクテリアをPseudomonasが救う――sucroseを交換するsynthetic co-cultureをmulti-omicsで追う

engineered Synechococcus elongatus+Pseudomonas putida co-cultureで、Pseudomonasが高光・sucrose secretion stress下のcyanobacteriumをrescue。growth rateは条件により最大約80%向上しました。
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アブラナ前作+トウモロコシ混作で落花生の窒素固定が増える――根から出る代謝物がmicrobiomeを動かす

rapeseed前作+maize混作でpeanutのgrowth・nodulation・nitrogen fixationが改善。root exudateがrhizobial/free-living diazotroph communityを変えるmechanismが示されました。
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茶多糖でキトサンナノ粒子を作る――イネいもち・白葉枯病をin vitroと切り葉で抑制

茶多糖を使った約119 nm chitosan nanoparticleはイネ病原菌をin vitroで抑制し、detached leafでも病徴を軽減。ただし圃場防除・収量・環境安全性は未検証です。
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傷ついたツバキの揮発性物質で隣の葉の食害が減った――野外で追ったplant–plant signaling

傷つけたツバキ葉のVOCへ隣接枝を曝露すると、その後の葉の食害が減少し、効果は最大3か月追跡されました。ただしkey VOCと分子機構は未同定です。
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植物ホルモンIAAを作る細菌――根の形を変えるplant–microbe communicationの仕組み

細菌も植物ホルモンIAAを合成し、根の形やnutrient uptake、stress responseを変えます。ただし効果は濃度・菌株・植物・環境依存で、IAA産生量だけでは農業利用を評価できません。