2023-11

遺伝・ゲノム・育種

クプアスは8000年前から栽培されていた?――ゲノムが示すアマゾン果樹の二段階domestication

クプアスのゲノムから約5347–7943年前と約169年前の2段階bottleneckを推定。『8000年前から栽培』を直接証明したのではなく、domestication historyを集団ゲノムから復元した研究です。
バイオテクノロジー・材料

植物の茎に2か月入れられる電子クライオゲル――自己修復素材で長期モニタリングする研究

PVA cryogelとPEDOT:PSSで作った柔らかい電子デバイスをトマト茎へimplantし、2か月以上ionic activityを計測。自己修復性、組織反応、農業応用までの距離を整理します。
環境・気候

ホップは2050年にどう変わる?――欧州で収量4–18%、α酸20–31%減を予測した研究を読み直す

欧州アロマホップ研究では2021–2050年に収量4.1–18.4%、α酸20–30.8%低下を予測。ただしRCP4.5/CMIP5モデルのシナリオ結果であり、確定未来ではありません。
遺伝・ゲノム・育種

バラの花弁サイズはmiR159–CKX6でどう決まる?――サイトカイニン分解と細胞分裂の時間

バラ花弁ではMYB73/TPL/HDA19–miR159–RhCKX6経路がサイトカイニン分解と細胞分裂期間を調節します。2023年研究の実験範囲と育種応用までの距離を整理します。
植物共暮

2023年ユーストマ栽培記録――苗到着から鉢上げ2.5か月まで

2023年9月に始めたユーストマ試験栽培のアーカイブ。シトラスムース、サクラシャルムの苗到着・鉢上げから11月の初期生育までを写真で記録しています。旧販売案内は過去情報です。
植物生理・発生

植物に電気を与えると本当に育つのか――制御した電気刺激で見えた効果と限界

植物への電気刺激には生育や遺伝子発現を変える実験結果がありますが、条件依存です。2023–2025年の研究から、制御電気刺激とSNS的な銅棒electrocultureを分けて整理します。
環境・気候

ユーカリの葉から地下の金鉱床を探す――「金のなる木」は採掘ではなく探査技術

ユーカリの葉内部から自然由来の金粒子が確認された2013年研究を再検証。これは植物から金を採る技術ではなく、約30m下の鉱床を探るbiogeochemical explorationです。
バイオテクノロジー・材料

土に還る土壌水分センサー――無線給電×サーマルカメラ×肥料化の実証

大部分が分解可能な土壌水分センサーを無線給電し、サーマルカメラで読み取る「sensing fertilizer」。仕組み、肥料化の意味、圃場実装前に残る課題を原著から整理します。
植物生理・発生

植物はなぜ氷点下でも生きられるのか――過冷却・細胞外凍結・氷核から見る耐寒性

植物は単純に「凍らない」のではありません。過冷却、氷核形成、細胞外凍結、低温馴化を組み合わせ、氷点下でも細胞を守っています。2026年レビューをもとに耐寒性を整理します。