研究 日本と世界のダイズはこんなに違う!?ゲノム解析で見えた驚きの秘密、そして最新ゲノム研究が明かす育種のカギ。 ダイズは、世界中で食用や飼料、油脂の原料として重要な作物ですが、その遺伝的多様性にはまだ多くの未解明な部分が残されています。今回、Nature Geneticsに掲載された研究では、日本と世界のダイズ品種の遺伝的多様性を明らかにするために、... 2025.03.15 研究
研究 気候変動による作物多様性の危機-低緯度地域における農業の未来はどうなるか? 近年、気候変動が農業に与える影響がますます深刻になっています。特に低緯度地域では、作物の生育環境が大きく変化し、多様性の喪失が懸念されています。最新の研究論文を基に、気候変動が低緯度地域の作物多様性に与える影響と、今後発生する可能性のある問... 2025.03.08 研究
研究 イネ科植物を支える特別な根「支柱根」を作る遺伝子を探せ! 支柱根(しちゅうこん)を見たことはありますか?植物の根の中でも特別な構造の根で、主にイネ科の植物や熱帯地域の植物に見られます。トウモロコシの根元部分ではよく支柱根が発達しています(下図参照)。この根の構造は、地上部分から斜めに伸びて地中へ入... 2025.01.02 研究
研究 新品種の一歩手前。強みを活かした混植は農業開発スピードを加速する。 複数の品種を同じフィールドで栽培する「混植」の可能性を示してくれる興味深い研究が報告されました。今回は混植の可能性について、お話したいと思います。 混植の可能性 複数の植物種や品種を同じフィールドに植える「混植」は、さまざまな恩恵をもたらし... 2024.10.27 研究
研究 毒と薬は紙一重。植物にとって毒とされてきた物質「フシコクシン」による植物成長促進効果。 これまで毒と認識されてきた物質が、適切な環境であれば「成長促進」という逆の効果を示すことがわかりました。その物質は「フシコクシン」です。植物病原菌から単離された物質で、樹木の枯死を招いてしまう毒として認識されていました。しかし、フシコクシン... 2024.10.10 研究
レビュー 2024年の小麦育種最前線:次世代品種と規制の新たな展望 2020年、トランスジェニック(遺伝子組換え)小麦である「HB4」がアルゼンチンで初めて商業栽培が許可されました。これは小麦遺伝子改良における歴史的な出来事でした。「HB4」は干ばつに耐えられる品種で、農業における気候変動への対策としてとて... 2024.09.08 レビュー
研究 莢が開かないダイズを求めて。ダイズの開裂遺伝子の探索は続く。 ダイズは世界で重要な作物です。ダイズ食品が食卓に並ばない日は無いと言っても過言ではないでしょう。このダイズの収量を左右する課題の1つに「莢の開裂」があります。簡単に言うと、乾燥時の種の飛び散りやすさです。ダイズが飛び散りが減ると、収量が減ら... 2024.09.01 研究
研究 トゲを作る重要な遺伝子を発見!トゲ無しのバラも作れるかもしれない。 「美しいバラにも棘がある」「茨の道」など、トゲと植物の縁は深いものです。そんなトゲを制御する遺伝子が特定され始めています。しかも、1つの植物種属内だけでなく、多数の種属で同様の遺伝子が特定されました。 植物の「トゲ」は、自然界では必要。でも... 2024.08.19 研究
レビュー “Alternative Protein”代替タンパク質の2024時点でのレビュー 代替タンパク質の未来:持続可能な食糧供給への挑戦 2050年までに世界の人口が97億人に達することが予想され、全ての人に十分な栄養を提供するための食料生産が課題となっています。特に、タンパク質の需要が増加して、従来の家畜からの供給だけでは対... 2024.08.17 レビュー研究
研究 ゴミじゃない!ヘーゼルナッツの種皮は利用価値がありそう。 ヘーゼルナッツの種皮は廃棄物だった ヘーゼルナッツ、美味しいですよね。お菓子として親しまれているヘーゼルナッツは、カバノキ科ハシバミ属の植物です。硬い種皮に覆われている様子はどんぐりに似ていますが、ブナ科ではありません。食用にする際には、こ... 2024.08.15 研究