理系猫凛

研究

カエデの翼果の構造を光反応フィルムでハック!飛行制御が可能になる。

カエデの種子「翼果」を光反応ポリマーで再現!飛行を紫外線で制御する人工種子の研究と応用可能性を解説。
研究

屋久島の一部の植物が本土に比べて小さいのは、シカのせい。

屋久島の一部植物が本土よりも小型化(矮化)している理由が判明。自然豊かなこの島で、シカによる食性の“好き嫌い”が植物の進化を導いた――まるで日本のガラパゴスとも言える驚きの生態系変化に迫る。
研究

唐辛子のゲノム解析。カプサイシンの生合成系の解明へ近づけば辛いもの食べ放題?

唐辛子の「辛い系統」と「辛くない系統」のゲノムを比較し、カプサイシンの生合成や貯蔵に関与する遺伝子が明らかに。将来的には、より辛い唐辛子の開発や効率的なカプサイシン生産が期待されます。世界最強の辛さを目指す品種改良の最前線。
研究

ハイビスカスの葉を電子レンジで処理してできる物質が傷に効くかも。

ハイビスカスの葉を電子レンジ処理するだけで作成できる「炭素量子ドット(CQD)」が、抗菌・創傷治癒などのバイオ医療分野で注目されています。簡易合成法とその機能性について解説。
研究

アセトシリンゴンの酸化・還元が大腸菌の遺伝子発現を変化させるなら、植物形質転換に使うアグロバクテリウムのT-DNA挿入も強化できる?

アセトシリンゴンの酸化還元状態が大腸菌の遺伝子発現を変化させる研究を紹介。植物への遺伝子導入効率に影響する可能性を探ります。
研究

スパイスエキスで処理した種子の発芽と生育が向上!

ターメリックやニームのスパイスエキスを用いた天然プライミングが、ヒヨコ豆の発芽・成長・収量を大きく向上させた最新研究を紹介。ナチュラルで環境にやさしい農業の新提案。
研究

水陸両生植物の環境適応システムが面白い。

水中でも陸上でも生きられるロリッパアクアティカ。その生存戦略は、わずか1時間で始まる遺伝子調整と植物ホルモンによる葉の変化に支えられています。洪水耐性植物の未来を示唆する注目の研究内容を解説します。
研究

藻類の「共培養」の可能性は無限大。1+1が2以上になる!

単一培養が常識だった藻類研究に新風。シアノバクテリアとPseudomonas putidaの共培養により、成長速度80%向上という成果が報告されました。共培養による相乗効果や培養困難種の新展開について解説します。
研究

植物由来成分による抗菌性をもちつつ環境に優しいバイオポリマーコーティング布

キトサンと植物由来成分による抗菌・生分解性の布が注目されています。アロエベラやシナモン精油で強化されたコーティングが、大腸菌や真菌にも効果を示しつつ、環境負荷も低減。医療や日常使いへの応用が期待されるサステナブル素材の最新研究をご紹介します。
研究

生物模倣:植物の蒸散メカニズムを使った発電ファブリックでスマホ充電できる!

植物の蒸散現象を模倣し、水の流れから電気を生み出す「MACファブリック」が登場。わずか1㎡でスマホ充電が可能な次世代の発電素材として注目されています。持続可能で天候に左右されにくい発電技術の未来とは?