植物生理・発生

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エタノールで植物の暑さ対策はできるか――chemical primingの証拠と、家庭利用を勧められない理由

低濃度エタノールによるchemical primingは植物の高温・乾燥・塩ストレス応答を変える研究があります。しかし作物共通の標準散布法は未確立で、研究濃度を家庭菜園の処方へ直結させるのは早すぎます。
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葉の表裏で気孔のK⁺チャネル構成が違う――KAT1とAKT1が作る光応答の非対称性

Arabidopsisとtobaccoで、葉表・葉裏guard cellは異なるK⁺in channel compositionを使い、光による気孔開口応答も異なりました。WUE向上という適応効果は今後の検証課題です。
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コケを6〜10Gで育てると光合成が増えた――IBSH1/AP2-ERFがつなぐ高重力応答

Physcomitrium patensでは6〜10Gでcanopy photosynthesisが36〜52%増加し、IBSH1 overexpressionが高重力phenotypeを再現。進化史や作物応用への一般化はまだ仮説段階です。
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受精すると種子への栄養ゲートが開く――calloseを分解するAtBG_ppapが種子サイズを変えた

受精後にcalloseを分解してphloem-end gateを開くAtBG_ppap。mutantで種子8.4%減、overexpressionでArabidopsis +16.5%、rice +約9%となりましたが、field yield増加は未実証です。
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ヒトLYCHOSは「植物PIN様」輸送体ドメインを持つ――植物タンパクがヒトにいる、ではない

ヒトのLYCHOSには植物PINオーキシン輸送体と進化的・構造的に近いドメインがあります。ただし「植物タンパクがヒトにある」のではなく、ヒトGPR155の一部がPIN系統のorthologueとして残ったものです。
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キュウリの花柄長は何で決まる?――EMS短花柄mutantから見えたcytokininと細胞数

EMS由来short-pedicel cucumberではcell numberとtrans-zeatin系cytokininが低下。6-BAで花柄が伸び、cytokinin-dependent cell proliferationの関与が示されましたが、単一causal geneは未確定です。
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毒フシコクシンが成長促進に反転する条件――気孔H+-ATPase×14-3-3を化学的に動かす

植物毒FC-Aは十分な水・光条件ではPM H+-ATPase–14-3-3 interactionを通じて気孔開口とphotosynthesisを促し、Arabidopsisで約30% biomass増を示しました。一方、高doseでは毒性が戻ります。
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水没すると葉の形を変えるRorippa aquatica――ethyleneがheterophyllyを動かしblue lightが弱める

Rorippa aquaticaは水没後1時間でtranscriptomeを変え、4–7日で深く裂けた水中葉へ。ethyleneが中心signalで、blue lightはethylene responseをattenuateします。
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かつお出汁+強赤色光でユーグレナが赤くなる――葉緑体崩壊とdiadinoxanthinが見せた光stress応答

かつお出汁培地+1000–1300 µmol photons/m²/sの強赤色光でEuglena gracilisが赤色化。chloroplast崩壊とcarotenoid残存が主因で、主要色素はdiadinoxanthin。total carotenoid増加は未実証です。
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赤色レーザーでグラジオラスの生育は変わる?――635 nm照射実験と「遺伝的変化」の解釈

635 nm赤色レーザーをグラジオラス球茎へ照射すると、20 mW・5分条件で生育や開花指標が改善しました。ただしSSR多型を「安定した遺伝子変異」と断定するのは早く、照射量依存性にも注意が必要です。