研究 高タンニン植物を食べた牛は、ゲップ中の温室効果ガスが減る。 牛のゲップからメタンを減らせ! お肉を生産するには、温室効果ガスが大量に出るのを知っていますか? 例えば牛のゲップからや、家畜の糞尿が発酵する際にメタンガスが発生します。過去40年間で、畜産物の世界の1人当たり消費量は倍増し、現在、畜産部門... 2024.06.26 研究
研究 建築資材を植物由来に置き換えて、断熱性を上げつつCO2排出を抑える 建築分野はCO2削減余地を残す分野 様々な建物の建設・建築に携わる業界は、世界の最終エネルギー消費の30%、世界のエネルギー関連排出量の26%を占めています。建築に使用される素材も日々開発が進んでいますが、まだまだ開発の余地を残しており、C... 2024.06.25 研究
研究 かけ合わせ育種ではなく、足し算育種が可能になる?作物の倍数体を容易に作る技術「MiMeシステム」 交配育種の壁 私達が普段食べている野菜や穀類は、古代から続く育種の賜物です。ゲノム編集によるピンポイント育種も可能となりましたが、私達が恩恵を受けている作物のほとんどが「交配育種」で作出されています。交配育種では、人類のためになる有用形質を... 2024.06.15 研究
研究 「隠れたオアシス」ナミブ砂漠の霧捕集植物が支える生態系 The hidden oases: unveiling trophic dynamics in Namib's fog plant ecosystem 霧を集めるイネ科植物 Stipagrostis sabulicola アフリカ大陸南西部... 2024.06.12 研究
研究 アメリカの気候データから作ったモデルで、アフリカの農産物の収穫量を予測できるらしい。 参考論文 Non-linear relationships between daily temperature extremes and US agricultural yields uncovered by global gridded ... 2024.06.04 研究
研究 カエデの翼果の構造を光反応フィルムでハック!飛行制御が可能になる。 種の拡散のために発達した「翼果」 「翼果」をご存知ですか?身近な例として「もみじ」はプロペラ状の果皮に種子がついています。切り離された種子はクルクルと回りながら滞空し、風があれば風に乗り遠くへ運ばれます。他にも「ジャワキュウリの種」はグライ... 2024.06.03 研究
研究 屋久島の一部の植物が本土に比べて小さいのは、シカのせい。 矮化(わいか)=小さくなること 自然豊かな島として知られる屋久島に行ったことはありますか? 人の手が入っておらず、自然を身近に感じたい方には楽園のような場所ですね。人の手が入っていないことで、太古からの生態系が保存されている屋久島ですが、一... 2024.05.30 研究
研究 唐辛子のゲノム解析。カプサイシンの生合成系の解明へ近づけば辛いもの食べ放題? カプサイシン生合成の研究最前線 辛い食べ物は世界中で食べられていますね。刺激的な辛味が食欲を刺激する面もありますが、辛さの原因物質であるカプサイシンは、食べると代謝活性の上昇など健康面での機能も研究が進みます。カプサイシンの生合成経路は意外... 2024.05.21 研究
研究 ハイビスカスの葉を電子レンジで処理してできる物質が傷に効くかも。 炭素量子ドット(CQD)の有効性 CQDを知っていますか?炭素ベースのナノ粒子のことです。様々な特性を持つCQDが作成されており、その用途は多岐にわたります。蛍光発色性、バイオイメージング、バイオセンシング、DNAやドラッグデリバリーなどな... 2024.04.30 研究
研究 アセトシリンゴンの酸化・還元が大腸菌の遺伝子発現を変化させるなら、植物形質転換に使うアグロバクテリウムのT-DNA挿入も強化できる? 植物の形質転換メカニズム(アグロバクテリウム法) 植物の細胞へ遺伝子組換えを行う方法は様々ありますが、主に使用されているのはアグロバクテリウム法やボンバーメント法かと思います。今回は主にアグロバクテリウム法についてお話しようと思います。 土... 2024.04.27 研究