研究 ハイビスカスの葉を電子レンジで処理してできる物質が傷に効くかも。 炭素量子ドット(CQD)の有効性 CQDを知っていますか?炭素ベースのナノ粒子のことです。様々な特性を持つCQDが作成されており、その用途は多岐にわたります。蛍光発色性、バイオイメージング、バイオセンシング、DNAやドラッグデリバリーなどな... 2024.04.30 研究
研究 アセトシリンゴンの酸化・還元が大腸菌の遺伝子発現を変化させるなら、植物形質転換に使うアグロバクテリウムのT-DNA挿入も強化できる? 植物の形質転換メカニズム(アグロバクテリウム法) 植物の細胞へ遺伝子組換えを行う方法は様々ありますが、主に使用されているのはアグロバクテリウム法やボンバーメント法かと思います。今回は主にアグロバクテリウム法についてお話しようと思います。 土... 2024.04.27 研究
研究 スパイスエキスで処理した種子の発芽と生育が向上! 種子の「プライミング」の効果 作物・穀物を栽培する際は種を撒きます。昨今の商用品種は種子が「プライミング剤」で処理されたりコーティングされていることがあります。プライミングにより発芽直後の病気を抑制し、発芽後の生育を助けます。一般的には合成... 2024.04.24 研究
研究 水陸両生植物の環境適応システムが面白い。 水陸両生植物”Rorippa aquatica” 北アメリカの湖や池、小川などで見られるRorippa aquatica(ロリッパ・アクアティカ)は、陸上でも水中でも生育できるユニークな植物です。その特性のため、水槽用の水草としても親しまれ... 2024.04.22 研究
研究 輪作・混作のススメ。土壌中の微生物群衆構造を変化させて収量Upが可能な未来。 植物と土壌菌の共生関係 普段私達が食している作物の殆どが、田畑の土壌で作られています。健全に生育する植物は土壌微生物と絶妙なバランス感覚で共生関係を築いています。この共生には様々なパターンが存在します。例えばマメ科植物と根粒菌は、植物の根に... 2024.04.07 研究
研究 植物の「種子」をじっくり見たことがありますか?千差万別でアーティスティックな形。 植物の種子を見分けられますか? 最も身近な植物の「種子」は料理の中でしょうか。米や大豆、胡麻など、様々な種子が料理に活用されています。では、種子を直接料理に使わないものはイメージがつきますか?身近にある植物でも、その「種子」を見る機会は少な... 2024.04.06 研究
研究 「物理」が自然を回復しているのです。 自然の回復力の源は? 荒廃した土地が緑を取り戻すとき、ただ植物が増えているだけだと思っていませんか。どこからともなく植物の種が運ばれてきて、発芽して、土壌を覆う…だけではないのです。植物が再び広がった土地は、まず「物理的な自然現象」が働いて... 2024.04.03 研究
研究 同じカタバミなのに葉が「緑」と「赤」の2種類あるのは生きるために進化した結果でした。 雑草代表:カタバミ カタバミ(Oxalis corniculataL.)は日本でも自生する雑草です。維管束植物種の中でも、世界で3番目に分布地が多いワールドワイドな植物です。とても旺盛な雑草で、農地に生えると、根が太く深く張るため、根絶に苦... 2024.04.02 研究
研究 軽くて透明な葉の上に乗ってることを感じさせない透過型生育モニタリングデバイス。 植物の生育モニタリング 様々なセンサーを用いた植物の生育モニタリング分野の研究が増えてきています。以前にも紹介した論文がありましたが、こちらはゲル状の電極を植物に埋め込むタイプでした。それ以外にも様々開発されていて、例えば、柔らかいセンサー... 2024.03.28 研究
研究 植物間の揮発性物質を介したダメージコントロール。悲鳴をあげ、周りの植物に「お前もなるぞ」と覚悟させている。 動けないし話せない植物は香りで情報共有する。 皆さんご存知のように、植物は動けません。葉擦れの音はすれど、話すことはできません。しかし、確かに植物は植物とコミュニケーションを取っています。例えば、香りのような揮発性物質を放出して、近くの植物... 2024.03.18 研究