研究 トウモロコシをめっちゃ加熱した。ポップコーンのその先は、カーボンナノチューブでした。 カーボンナノチューブ(CNT)の可能性と課題 カーボンナノチューブ(CNT)は炭素のみで構成された直径がナノメートルサイズの円筒状の物質です(1)。CNTは非常に安定な物質で、密度がアルミニウムの半分程度と非常に軽いにもかかわらず、強度が鋼... 2024.07.22 研究
研究 からし菜から作るナチュラル除草剤。Biofumigationの可能性。 植物のアレロパシーによるバイオ燻蒸(Biofumigation) バイオ燻蒸(Biofumigation:Bio=生物、Fumigation=燻蒸消毒)を知っていますか?「バイオ燻蒸」は、植物が持つ自然の化学物質を使って土壌中の病害虫や雑草... 2024.07.06 研究
研究 花粉はミツバチの栄養剤だった。 花蜜だけではなく花粉を食べるミツバチ 農業に不可欠なミツバチによる受粉。虫媒花で受粉する作物には必須です。さらに、ミツバチが集めた蜂蜜も重要な農産物です。しかし、ミツバチは蜂蜜だけを食べているわけではなく、花粉を食べることで偏りがちな食生活... 2024.07.04 研究
研究 高タンニン植物を食べた牛は、ゲップ中の温室効果ガスが減る。 牛のゲップからメタンを減らせ! お肉を生産するには、温室効果ガスが大量に出るのを知っていますか? 例えば牛のゲップからや、家畜の糞尿が発酵する際にメタンガスが発生します。過去40年間で、畜産物の世界の1人当たり消費量は倍増し、現在、畜産部門... 2024.06.26 研究
研究 建築資材を植物由来に置き換えて、断熱性を上げつつCO2排出を抑える 建築分野はCO2削減余地を残す分野 様々な建物の建設・建築に携わる業界は、世界の最終エネルギー消費の30%、世界のエネルギー関連排出量の26%を占めています。建築に使用される素材も日々開発が進んでいますが、まだまだ開発の余地を残しており、C... 2024.06.25 研究
研究 かけ合わせ育種ではなく、足し算育種が可能になる?作物の倍数体を容易に作る技術「MiMeシステム」 交配育種の壁 私達が普段食べている野菜や穀類は、古代から続く育種の賜物です。ゲノム編集によるピンポイント育種も可能となりましたが、私達が恩恵を受けている作物のほとんどが「交配育種」で作出されています。交配育種では、人類のためになる有用形質を... 2024.06.15 研究
研究 「隠れたオアシス」ナミブ砂漠の霧捕集植物が支える生態系 The hidden oases: unveiling trophic dynamics in Namib's fog plant ecosystem 霧を集めるイネ科植物 Stipagrostis sabulicola アフリカ大陸南西部... 2024.06.12 研究
研究 アメリカの気候データから作ったモデルで、アフリカの農産物の収穫量を予測できるらしい。 参考論文 Non-linear relationships between daily temperature extremes and US agricultural yields uncovered by global gridded ... 2024.06.04 研究
研究 カエデの翼果の構造を光反応フィルムでハック!飛行制御が可能になる。 種の拡散のために発達した「翼果」 「翼果」をご存知ですか?身近な例として「もみじ」はプロペラ状の果皮に種子がついています。切り離された種子はクルクルと回りながら滞空し、風があれば風に乗り遠くへ運ばれます。他にも「ジャワキュウリの種」はグライ... 2024.06.03 研究
研究 屋久島の一部の植物が本土に比べて小さいのは、シカのせい。 矮化(わいか)=小さくなること 自然豊かな島として知られる屋久島に行ったことはありますか? 人の手が入っておらず、自然を身近に感じたい方には楽園のような場所ですね。人の手が入っていないことで、太古からの生態系が保存されている屋久島ですが、一... 2024.05.30 研究